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1997年東京でスタートしたニットブランドYoko Takeshitaは2001年春、制作の拠点を大分県の国東半島へ移しました。
もともと画家である竹下洋子は、27歳の頃からあるきっかけで、絵具を糸に、絵筆を編棒に変えて一貫して『絵画』を制作しています。
人がそれを着ることがすなわちインスタレーションとして、絵画表現の可能性を追求していきます。
Yokoの特徴のひとつは、デザイナー自ら即興でオリジナル作品を制作し、それを原型とした商品展開を行っていることです。
デザイン画や編図はいっさい用いずに、その時々に選ばれる糸から直接編み始め、平面(編み地)を造り出し、服としての立体を構成していきます。
その制作のプロセスは常にライブであり、出来上がる作品はその時その場所、出会う人々によって絶えず変化していきます。
Yokoの編みの絵画をできるだけ多くの人たちに着てもらい、インスタレーションのフィールドが世界中に広がることを願っています。 |
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